目次
音階各音上の和音とは

音階上にその音階の音を使って和音をつくることができるよ。
音階の第Ⅰ音、第Ⅱ音・・・の上に、それぞれその音階に属する音(音階固有音)を用いてつくった和音を音階上の和音といい、それらの和音を「Ⅰ度の和音(Ⅰ度の七の和音)」、「Ⅱ度の和音(Ⅱ度の七の和音)」・・・とよぶんだ。
まずは、長調の例として、C dur 上の三和音と七の和音をみてみよう。
音階上の三和音と七の和音(長調)


三和音


主音の上にできるⅠ度和音を「主和音」、下属音の上にできるⅡ度和音を「下属和音」、属音の上にできるⅢ度和音を「属和音」と呼び、この3つの三和音を「主要三和音」という。
七の和音


七の和音の場合には度数の右下に「7」と記します。



和音の度数は音階の度数と同じなんだね!!



その通り!
音階上の三和音と七の和音(短調)



次は短調をみてみよう。
音階上の和音を書くとき、短調の場合は「和声短音階」上に書くのがポイントだよ。


三和音


七の和音


音階上の和音の練習問題


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